インドネシアの概要
インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省公式ページより 一部抜粋しました。
“インドネシアという言葉は、ギリシャ語の「インドス(indos)」と「ネソス(nesos)」という二つの単語から成っており、”東インドの島々“という意味を持っています。インドネシアは世界最大の島嶼国家であり、主要な5島と中規模な群島を含めた約17,000以上の島々から成り立っています。このうちのおよそ9,000の島々に約2億2千8百万人もの人々が暮らし、約490の民族集団がそれぞれの多様な民族文化を継承し、美しい自然と動植物の多様性の保存に貢献してきました。
正式名称 ・・・ インドネシア共和国(The Republic of Indonesia)
位置 ・・・ 北緯6度から南緯11度、東経95度から141度
面積 ・・・ 約1,904,443平方キロ
人口 ・・・ 約2億3千9百万人(2010年)
政体 ・・・ 共和制
首都 ・・・ ジャカルタ(Jakarta)(人口約854万人)-インドネシアの政治・経済・文化の中心地である特別市として州と同等の地位にあります。
宗教 ・・・ インドネシアは憲法で信仰の自由を認めており、これは国家五原則(パンチャシラ/Pancasila)の第一原則に“全能の神への信仰”として明記されています。人口の87%はイスラム教徒、キリスト教徒11%、その他仏教は1%、ヒンドゥー教徒は1%に満たないとされています。
言語 ・・・ インドネシアの国語はインドネシア語(Bahasa Indonesia)です。これはマレー語に近い言語で独立後国語として定められました。しかし、インドネシア各地では今でもその地域の言語(バタック語、スンダ語、ジャワ語、バリ語など)が使われており、583種以上の言葉があります。”
上の通り、「多様性の中の統一: Bhinneka Tunggal Ika」を国是としています。
本当に色々な人がいて、それを全て飲み込んでいる所に魅力を感じます。最近はマイノリティを疎外する傾向も出始めていると聞いていますが、個人的にはあまり感じていません。日本だとこの様なことはあまり感じないと思います。
インドネシアのイメージ
皆さんのインドネシアのイメージはいかがでしょうか?インドネシアと言えばBali、デヴィ夫人を思い浮かべる方も多いと思います。正直自分もよく分かっていませんでした。
2007年に初めて出張でインドネシアへ行った時は、ほぼ他の人について行っただけで特に印象もなく終わりました。次に行った2012年の時、出張前に渡された「インドネシア出張時の注意事項」と言う当時頻繁に行かれていた方がまとめた小冊子を見て愕然としました。「とても危ないところだ」と。ちょっと外に出るのも本当に緊張した記憶があります。そして車で移動での渋滞の凄さ。これが初期のイメージです。
なぜ好きになったか:2つの理由
出張回数を重ねるうちに、気づいたことがありました。
- 人々がとても人懐こく、親切。
表面的と言われることがありますがが、本当にすぐに友達の様に接してくれます。 - 日本の昭和に似た熱気がある
子供の時に過ごした日本の経済成長の熱気を感じました。後は、若い頃は嫌いだったけど懐かしい田舎の雰囲気もありました。
それらを徐々に感じて行ったとき、元々インドネシアは多民族国家だった事もあるのかもしれませんが懐の奥深さを感じ初めてハマり出していました。(逆に違う感じを受ける方もいる様です。)後は、何故かインドネシア語が性に合っている気がしています。中学の英語以来、外国語アレルギーだったのですが、インドネシアが好きになりインドネシア語を勉強すると英語以上に理解できたりしてます。仕事でも使えています。でもこちらも奥が深く、勉強すればするほど難しさが出てきます。これもハマる原因かも。別記事にしますが、インドネシア語についても書いて行きたいと思います。現在は、インドネシア語能力検定という検定のB級合格を目指して勉強中です。おじさんには難しい(苦笑)
インドネシアの気になる・好きなもの、こと
雰囲気(街と人々)
自分が知っているのは、ほんの一部だけですが…
最初に住んだJababeka近辺(Cikarangは工業団地の会社に出向している日本人が多く住んでいる地域です。その北にあるJababekaも日本人は居ますがちょっと少ない感じでした。)まだまだ開発の途中という感じがする地域です。1年間住んでいましたが、やっと最後の方に近所のお店ができ始めた感じです。とは言え、空き店舗も多かったです。投資目的で購入する方も多いとか。映画に因んだ名前の住所がある所でした。
ここCikarangでの散歩はCikarang で散歩-インドネシアでの散歩#1を見てください。
Karawang(コロナ疎開)での散歩はカラワン(Karawang) で散歩-インドネシアでの散歩#2を見てください。
ジャカルタで自分が住んでいた近所を散歩していると日本人として格差を感じますが、それを感じさせない雰囲があります。狭い路地と家、それと高層ビルのコントラストがいい感じです。また、住宅街?の雰囲気も良くスケッチしたいなと思いつつ散歩していました。絶対戻ってスケッチをすると決めています。
Jakartaでの散歩は公開予定です。
その他、出張等で行った町も幾つかありますがそれはまた記事にしたいと思います。スラバヤでの発砲事件は記憶に残っています。
Batik
ご存知の方も多いと思いますが、ジャワ更紗として有名なろうけつ染の布地です。
バティックとは。以下Wikipediaより
バティック(Batik)は、インドネシア、マレーシアのろうけつ染め布地の特産品。日本では更紗の一種とされる。更紗はインド、スリランカ、イラン、タイなどでも多く見られるが、インドネシア、マレーシアのものが最も多い。特にジャワ島のものが有名なため、「ジャワ更紗」と呼ばれることもある。
高級品は手描きのもので、チャンティンという道具を使って柄を描くものと、安価なチャップと呼ばれるスタンプを押して作るものがあります。
出向時代は、毎週金曜日はバティックを着て出社が基本と聞いていて自分はバティックが好きなので来てましたが自分と同じ代の方は着ている人が少なかった気がします。「郷にいれば郷に従え」が基本です。とても残念な気持ちで見てました。
Wayang
ワヤンはインドネシアのジャワ島とバリ島、マレーシアに見られ影絵を始め、人形劇、仮面劇、舞踏劇などを含む芸能ジャンルを総称する。(ジャワの芸能ワヤン:福岡まどか著より)の事です。日本で知られているのはその中で影絵だと思います。これはWayang Kulitと言われ水牛の皮で作られて人形を使い演じられるものです。以前日本ワヤン協会が定期的に行なっていた(現在は休止中だったと思います)ものを観に行ったことがあります。物語はインドのラーマーヤナとマハーバーラタが元になっているとの事です。インドネシアに住んだら是非見て見たいと思っていましたが、結局観れず終いでした。次回は是非と思います。
音楽
インドネシア語の勉強を兼ねてほぼ毎日聴いています。まだまだ勉強の途中なので詳しくは後ほど書きたいと思います。が、自分の琴線に触れる事が多くとても気に入っています。声とメロディが良いですし、ノリの良い曲も多いです。
他にも沢山ありますがまずはこのくらいにしておきます。興味がある方は楽しみにしていてください。
目標
最後に自分の目標を書いて終わりにします。何度も出てきますが、自分の気持ちを高めるためにも書いているのでご容赦ください。
スケッチ等の絵でインドネシアと日本の架け橋に成ること。”Aku mau menjadi jembatang untuk antara Indonesia dan Jepang dengan Sketsa!”
インドネシアが好きな方は気軽に連絡ください。